僕はこの仕事が楽しいから
ずっと続いているんですよ。
きっとボートレーサーも
同じですね!

体重オーバー!? それでもボートに乗ってみたい!

ボートレーサーになるには身長や体重などの厳しい条件がある。「身長も体重もダメ。でも視力は2.0あるから、そこだけは条件をクリアしてます!」と、乗艇への一縷の望みを残したのは、お笑いトリオ・安田大サーカスのHIROさん。以前にボートレース平和島の近くに住んでいたことがあり、「初めてレースを見に行ったときは、危ない! 大丈夫!? と思いました(笑)」と、あまりのレースの激しさにレーサーを心配したという。それでも「一度ボートに乗ってみたい」という気持ちが残ったのは、船の操縦が好きだからだ。

実はHIROさん、2級小型船舶操縦士免許を持っている。「僕は和歌山の漁師町の出身で、漁師をやっていたこともあるんです。だから船舶免許試験は一発で合格しました」と、船の操縦には自信があるが、ことボートとなると「シートにはまらないですよね……」と乗艇の前段階でお手上げ気味。もしもHIROさんが抜群の視力と操縦スキルを活かしてボートに乗ったら面白いことになりそうだが、直線スピードの最高時速が時速80kmと聞くと「水上でそのスピードを出すなんて、怖いですよ。すごい競技です」と、船の種類は違えど水上を知るからこその冷静な気持ちも。「僕が乗るなら、時速60kmくらいなら我慢できそうかな」。

何事も自分が一番楽しむ姿勢で仕事を続ける

ボートレーサーは、モーターやプロペラの整備を行うメカニックでもある。「モーター整備は考えるのが楽しそう」というHIROさんは、D.I.Y.で軽自動車キャンピングカーやバイクをカスタムしたりと大の“整備”好きだ。近年はそういった趣味にまつわる単独のお仕事も増えている。「僕はこの仕事が楽しいからずっと続いているんですよ。自分が一番楽しんでいないと、他の人に楽しんでもらえない。それに趣味が仕事になったりするのが、また楽しい!」。自分が一番楽しめることを仕事として続けていく。そんなHIROさんにとってボートレーサーは「楽しくやっている人が多いですね」と親しみを持って映っているという。ボートレーサーの現役生活の長さの秘訣は、そんなシンプルなところにあるのかもしれない。

「でも一番楽しいのは、安田大サーカスの三人で一緒にいるとき。僕以外の二人のやりとりを見ているのが楽しいんです(笑)」。三人だったらもっと楽しくなるようにやっていけたらいいな、と笑顔を見せるHIROさんは、人生を楽しむ名選手なのかもしれない。

近畿エリア 和歌山県代表 安田大サーカス HIRO

安田大サーカス HIROHIRO

1977年4月20日生まれ、和歌山県和歌山市出身。大相撲力士、漁師、トラック運転手といった異色の経歴を持つ、お笑いトリオ・安田大サーカスのメンバー。釣りや軽自動車キャンピングカーといった趣味の活動も注目されている。和歌山市観光発信人。

近畿エリア 和歌山県代表 安田大サーカス HIRO

和歌山県データ

  • 出身レーサー

    2人

※出身レーサーは、2016年10月31日時点