ボートレースも野球も、
勝負ごとは、すべてが駆け引き。
心は熱く、頭は冷静に。

駆け引きは、スタート前から始まっている

現役時代、試合を決定付ける場面で見事に満塁ホームランを放つなど、勝負強さが代名詞でもあった元千葉ロッテマリーンズの里崎智也さん。「勝負においては、自分自身をいかに制御するかが大事なんです。心は熱くならないといけないけど、頭は冷静でいることが重要」と語った後で、こう続けた。「ボートレーサーも、同じだと思う。スタート前から始まっている駆け引きをいかに勝ち抜くか。駆け引きっていうのは、つまりは競う相手の出方を読んで、その上で自分はどうすべきかをとことん考えるってことです」。運に左右されることもある勝負だが「僕は、運も実力のうちという表現は好きじゃない。実力があるからこそ運もつかめるんだと思う」。

負け知らずのイメージがある里崎さんだが「そんなことはありません。誰だってすべてに勝ち続けるなんてことはできない。負けた時は反省して次に生かせばいい。すぐに頭を切り替えて次へ。いつも先を見据えてトータルで勝つことを考えて戦ってきました」。ボートレースの世界は「わずか2分ほどで結果が決まるスピード勝負。僕ら以上に切り替える力が求められるでしょうね。負けたレーサーが次はどう戦うのか?ボートレース場に行って生でレースを見る醍醐味はそんなところにもありますね」。

子供の頃から、ボートレースは家族の楽しみの一つでした

地元・徳島にはボートレース鳴門がある。「幼稚園くらいの頃から父親に連れられてボートレース場に出入りしていました」と笑う里崎さん。「すごいスピードで海の上を走るボートの姿は、子供心にもカッコよかったですよ!」。家族でドライブに出かけた時なども、小鳴門橋の上からボートを見つけて喜んでいたという。

「最近のボートレース場、すごくきれいになりましたね!」と、長く見てきたからこその感想も飛び出した。「楽しそうなイベントもやっているし、地元のグルメも楽しめるからふらっと遊びに行く場所としての魅力もある。人も誘いやすいし、行きやすくなったなと思います」。

現役を引退して数年がたち「今は第二の人生。これまでは野球しかしてこなかったから、出会う人、出会うもの、何もかもが新鮮です」。そんな毎日が「自分自身の可能性がどこまで広がるのかって考えると、おもしろくて仕方ない」という。「今でもボートレース鳴門のそばの橋を通るとついボートの姿を探してしまうのは子供時代のくせかな」という里崎さん。「ボートレースの世界とも、今後はもっと関わっていきたいです」。

四国エリア 徳島県代表 里崎 智也

里崎 智也TOMOYA SATOZAKI

1976年5月20日生まれ、徳島県鳴門市出身。1999年から千葉ロッテマリーンズに在籍。ポジションは捕手。2006年のWBCでは正捕手として世界一に貢献、ベストナインにも選ばれた。2008年北京五輪の日本代表選手の一人。2010年に千葉ロッテマリーンズが日本シリーズ制覇を果たした際の立役者でもある。2014年のシーズン後に現役を引退。

四国エリア 徳島県代表 里崎 智也

徳島県データ

  • ボートレース場

  • ボートレースチケットショップ

  • 出身レーサー

    44人

※出身レーサーは、2016年10月31日時点