一瞬のチャンスめがけて、
ボートごと突進する姿に
心を奪われる
スポーツですね。

ボートレース場は、勝負のシビアな瞬間を生で目撃できる場所

「水しぶきだったりスピードだったり、とにかく臨場感がすごくて引き込まれました。テレビとは迫力が全然違いますよね」。ボートレースを初めて生で観戦したときのことを話してくれたのは、元女子バドミントン選手で、現在はスポーツコメンテーターとして活躍する小椋久美子さん。「特に後ろから前のボートを差すターンの瞬間! あのスピード感で駆け引きしながら、一瞬のチャンスにボートごと突進するなんて…。勝負のシビアな瞬間を目撃できるのが、ボートレース観戦の魅力だと思いました」。

相手と隣り合わせでデッドヒートを繰り広げるボートレースと、相手と向き合い点数を競い合うバドミントン。「まったく違う競技ですが、恐怖心に勝たなきゃいけないところは一緒かもしれないですね」と小椋さんはいう。「バドミントンの試合でも、ネット越しに相手の強気な姿勢がビシビシ伝わることがあります。打ち返してくるシャトルの速さや重さで、心理的に“怖い”って思うことも。その重圧に負けてしまうと、間違いなく試合の主導権が握れません。とはいえ、ボートレーサーはもっと次元の違う重圧と戦っていますよね。その緊張感がきっと、観客を魅了するんでしょうね」。

どんな競技者でも、応援は純粋にチカラになる

かつて“オグシオ”と呼ばれ、一躍有名になった小椋さん。「イケメンレーサーや美人レーサーをきっかけに、ボートレースの世界を知ることは全然アリだと思います。ただ勝負の世界なので、結果と関係なく見た目だけで脚光を浴びるのは、ストレスがあるかもしれないですね」。その言葉には、華やかなイメージの陰で、多くの葛藤と戦っていたアスリートならではの配慮がうかがえる。それでも今は、感謝の気持ちでいっぱいだと語ってくれた。「私自身、皆さんの応援が純粋にチカラになりました。プレッシャーもあったけど、自分たちが力を発揮することでバドミントンという競技が広まるのはすごく嬉しいことでした。引退した今でもバドミントンの世界に携われているのは、本当に幸せなことですね」。

そんな小椋さんは、舟券を買うときも“応援する”という意識が強い。「やってくれそうな雰囲気とか、プレッシャーに強そうな性格とか、レーサーのキャラクターを知ることで楽しく買えると思います。あと個人的には、やっぱりボートレース場で買いたいですね。三重県にはボートレース津があるので、ぜひ一度、迫力満点のレースを見てほしいと思います」。

東海エリア 三重県代表 小椋 久美子

小椋 久美子KUMIKO OGURA

1983年7月5日生まれ、三重県三重郡川越町出身。潮田玲子とともに“オグシオ”の愛称で、2004年から全日本総合女子ダブルス5連覇を達成するなど、名実ともに日本女子バドミントン界を牽引。2008年の北京五輪では5位入賞を果たす。2010年に現役を引退し、現在はバドミントン教室や講演など普及活動に尽力し、幅広く活躍している。

東海エリア 三重県代表 小椋 久美子

三重県データ

  • ボートレース場

  • ボートレースチケットショップ

  • 出身レーサー

    44人

※出身レーサーは、2016年10月31日時点