プレッシャーに揺れている
レーサーほど
人間味を感じて、
つい応援したくなります。

スピードと音の迫力に、男の本能をくすぐられる

ノルディックスキー複合のオリンピック日本代表選手として活躍した荻原さん。そんな荻原さんが初めてボートレース場に足を運んだのは、現役引退後のことだという。「とにかくスピードと音の迫力がすごくて。男としての本能をくすぐられましたね」と興奮気味に語る。「ボートが走り抜けた後の航跡は、スキーで滑った時のシュプールと似ていますよね。遠くからシュプールを眺めていると、雪の跡でその人の腕が分かるんです。もしかするとボートレースも同じかもしれませんね」と語る。

水上スポーツであるボートレースは、スキーとの共通点も多い。道具を使うのもその一つ。「スキー選手は雪面の状態によって板に塗るワックスを変えていくんですが、気象や水面状況を見ながらプロペラを調整するボートレーサーと通じるものがあります。道具をいかに体の一部にできるかが大切。ボートレーサーも同じじゃないですか」と語ってくれた。そんな荻原さん。現役時代はプレッシャーに打ち勝つために、勝負の前には徹底的にイメージトレーニングをしていたと語る。「大きなレースでのプレッシャーはすごいと思います。そのプレッシャーに揺れているレーサーを見ると人間味を感じて、つい応援したくなりますよね」。

ライバルと切磋琢磨しながら、強くなっていく

アスリートにとって、切磋琢磨できるライバルの存在は大きい。「僕のそばにはいつも兄の健司がいましたが、近くに強い選手がいる環境は恵まれていますよね。常に、そこを意識しながら戦うことで、高いレベルにもっていけますから。その点、群馬県には強いボートレーサーが多くて恵まれていると思いますよ」と、地元群馬県出身のレーサーを思い浮かべる荻原さん。群馬県にあるボートレース桐生についても「東京からも近いですし、ぜひ、たくさんの方に足を運んでほしいですね。温泉の後にでも、名物のソースかつ丼を片手に楽しんでくれれば」と笑う。

荻原さんにとってボートレースとは、本気で戦っていた現役時代を思いださせてくれるものだという。「レース前のピリピリした空気がたまりません」と微笑みを浮かべる。「もし、僕がボートレーサーになるとしたら、とにかく勝ちにこだわりたい。また、エンターテインメントでもあるので、見応えのあるレースをしたいですよね」と語る。「現役が長いボートレーサーに負けないように、僕自身これからもパワフルに年を重ねていきたいです」と、イキイキと語ってくれた。

関東エリア 群馬県代表 荻原 次晴

荻原 次晴TSUGIHARU OGIWARA

1969年12月20日生まれ、群馬県吾妻郡草津町出身。双子の兄・健司と共にスキーを始め、ノルディック複合で日本を代表する選手となる。1998年長野オリンピックでは個人6位、団体5位と入賞を果たす。長野オリンピック終了後に現役を引退、スポーツキャスターとしての活動を開始。スポーツ番組、情報番組のキャスター、コメンテーターなどを担当する。

関東エリア 群馬県代表 荻原 次晴

群馬県データ

  • ボートレース場

  • 出身レーサー

    62人

※出身レーサーは、2016年10月31日時点