モーター音に刺激を受けて、
スピードとせめぎ合いの
迫力に興奮する。
これぞレースの醍醐味!

初めてのボートレース体験から広がった「楽しみ」

「初めてボートレース場に行ったときは知識がなくて、展示航走※を見て、もうレースが終わったと思ってしまったんだよね」。力士として巡業で訪れた福岡でのことだ。ボートの後部に取り付けられたモーターの音に圧倒されながら、それでも「ビギナーズラックでその日に舟券が当たったんですよ。それでレース開催期間中、毎日通ってしまった」と、ボートレースとの印象深い出会いを語ってくれた天龍源一郎さん。

「ボートレースの醍醐味は、波にボートを跳ねさせながら水面ぎりぎりを時速80kmで走るスピード感と、ターンマークでのせめぎ合いの迫力。実際にレースを見れば見るほど、一つ間違えたら……という言葉を理解できますよ」と、今ではボートレースの楽しみをすっかり熟知している。もちろん、舟券の投票もその一つだ。「予想したレーサーが実力通りの走りを見せてくれて勝ったら嬉しいし、なおかつ払い戻しというプレゼントが返ってくる。楽しいスポーツだよね」。
※本番レースの直前に、予想の参考やボートやモーターの調子をお客様に見てもらうために出走各レーサーが全速力でコースを2周すること。

自分を律して戦い続けるレーサー達への熱視線

マシンの整備技術や水質や天候を読む経験の蓄積、勝率の高いモーターを引き当てる運など、体力だけでは勝てないからこそ年齢を重ねても活躍を続けるレーサーが多いこともボートレースの魅力の一つだ。「長く続ける人は自らを律して日々を送っているよね。急に明日から早寝早起きしよう、トレーニングしようとしても無理。現役を長く続けているレーサーの方も、レーサーになったときから自分を律し、コツコツ努力を積み重ねたからこそ、今の結果になっていると思います」。相撲とプロレスで53年間現役を貫いた天龍さんは、ストイックに戦い続けるレーサーへも熱視線を送る。「トップに立ったら、人から見られているということを殊更意識して生きること」。リングの上も水上も変わらないと、13歳で勝負の世界に飛び込み、数多の景色を見てきた男は力強く言った。

一方「若くに地元を離れてしまったから、ボートレース三国には行けてないんだよね」と残念そうな表情も。それでも「近くに芦原温泉という温泉があるからね」と興味津々。天龍さんが巡業や興行の合間ではなく、家族とゆっくり、地元福井でボートレースを楽しむ日も近いかもしれない。

北陸エリア 福井県代表 天龍 源一郎

天龍 源一郎GEN'ICHIRO TENRYU

1950年2月2日生まれ、福井県勝山市出身。大相撲力士を経て全日本プロレスに入団。天龍革命で一大ムーブメントを起こしプロレス界のトップに立つ。2015年に40年にわたる現役プロレスラーとしての幕を閉じ、現在はタレントとして活躍中。

北陸エリア 福井県代表 天龍 源一郎

福井県データ

  • ボートレース場

  • 出身レーサー

    25人

※出身レーサーは、2016年10月31日時点