勝負で大切なのはメンタル。
スタートを制した者が、
すべてを優位に
進めることができる。

勝負を託す道具を抽選で決めることにびっくり

運と不運。それは、スポーツの世界では、勝負を決める大きなファクターになることがある。ボートレースにはじめて触れた水谷隼さんは、その独特のルールに驚いた様子だ。「自分がレースで使うモーターは抽選で決めるんですね。卓球でもボールがネットインしたり、テーブルのエッジに当たったり、運が勝敗を左右することがあります。でも、勝負を託す道具を抽選で決めるというのはびっくりですね」と語る。

まだ記憶に新しいリオデジャネイロオリンピックでの卓球男子個人銅メダル・団体銀メダルの獲得。水谷さんはその時を振り返りながら、卓球とボートレースを重ね合わせる。「ボートレースはスタートがとても大事なんですね。最初に抜けた人がレースをコントロールできますし。卓球も同じで、最初にリードした方が精神的に風上に立てるので断然有利なんです」と勝負に入る大切さを語る。「オリンピックでも勝った試合はすべて最初からリードしていました。唯一負けた試合だけは追いかける立場でしたけど」と話す表情は、世界で戦うアスリートの顔になっている。

一度ボートレース場にも行ってみたい

水谷さんが青春時代を過ごした青森県からは、現在2名のボートレーサーが勝負を戦っている。「ぜひ活躍してほしいです。そんなレーサーがきっかけになって、卓球とボートレースがつながっていければいいですね」と地元出身レーサーを応援する。水谷さんが「これは便利でいいですね」という、スマートフォンやインターネットから舟券が購入できるテレボートなら、ボートレース場・ボートレースチケットショップのない地域でもレースを楽しむことが可能だ。

「僕がボートレーサーだったら、勝負に行っちゃうと思います。1マークでぶつかってもいいから、勝つか負けるかのレースがしてみたいですね」と水谷さんは目を輝かせる。「中途半端な真ん中の順位より、1着か6着か、一か八かの方がいいですね」と勝負師の一面を見せる。「実をいうと、以前からボートレースに興味があったんですよ。今も練習場の近くにボートレース場があるんで、これを機会に一度行ってみようかな」といって水谷さんは楽しそうに笑った。

東北エリア 青森県代表 水谷 隼

水谷 隼JUN MIZUTANI

1989年6月9日生まれ、静岡県磐田市出身。卓球経験者の両親の元で卓球をはじめ、中学校から高校までを青森県で過ごす。青森山田高校在学時から頭角を現し、2005年には男子史上最年少で世界選手権日本代表に選出。2016年、リオデジャネイロオリンピックで歴史的快挙となる日本人初の男子個人でのメダルを獲得し、世界中にその名を轟かせた。

東北エリア 青森県代表 水谷 隼

青森県データ

  • ボートレースチケットショップ

  • 出身レーサー

    2人

※出身レーサーは、2016年10月31日時点